震度7の地震が2日間で2回、震度6弱も3回発生した益城町。
日本国内での震度7の観測事例は4例目で、震度7が2回も観測されたのは初の事でした。
その為、益城町では家屋の倒壊や死者が出るなど大きな被害に見舞われたことは多くの方が知るところかと思います。
そんな益城町にも、実は多くの古民家がありました。
被害にあった多くの古民家は改修が難しいと判断され、既に公費解体にて取り壊されてしまった建物も少なくないと思います。
本当に残念なコトです…。
しかし、今回の地震により今まで自分たちが住んでいた建物が先祖から受け継いできた大切な建物だと気付き残すための活動をする形も増えてきている様に思います。
例えば、数件の古民家が登録有形文化財に指定されたり、地域で集まった有志で古民家を残す活動を始めたりとの話しも耳にします。
壊してしまうと、再建は難しい先人達から引き継いできた建物や風景。
こういったモノをひとつでも多く残していける様に、私たち古民家再生協会だからできる形をもっと多くの方々に知っていただく事、また活動を共にしてくれる仲間を増やす事に日々努力していきたいと思います。
最後に、先日相談を受けて視察に回ってきた地域にも素敵な建物や環境がありましたので、今は写真だけですがご紹介しておきます。
(一社)古民家再生協会熊本
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